企業の安全運転研修とは?導入のメリットやその種類、実施方法まで詳しく解説

社用車を保有し、事業に使用する企業にとって、重要になるのが安全な運転を行い、事故リスクを軽減することです。
交通事故は運転者となる従業員の安全を脅かしてしまうだけでなく、企業にとって社会的信用や経済的損失も招いてしまう大きなリスクとなるでしょう。

そんな事故リスクの軽減のため、効果的なのが安全運転研修の実施です。

今回は企業の安全運転研修について、その導入メリットから実施方法までご紹介していきます。

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1. 安全運転研修とは?

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安全運転研修とは、車を運転する社員に対して、安全運転の重要性や交通安全意識を高めるための研修です。

従業員の安全運転確保のため、必要となる知識や技能、運転の際の心構えなどを教育するための交通安全に関する教育プログラムで、基本的な運転技術の確認から緊急時の対応まで、様々な内容を学びます。

1-1. 安全運転研修の目的と必要性

安全運転研修は、従業員の交通安全意識を高め、従業員本人の安全を守ることはもちろん、企業にとってもリスク管理の上で重要な意味を持ちます

事故が発生すれば、修理費用や保険料、自己相手がいる際の治療・法的トラブル、社会的信用低下など、経済的にも社会的にも大きな損失となる可能性があります。
こうしたリスクを軽減するために、安全運転研修の必要性は非常に高いでしょう。

2. 安全運転研修導入のメリット

安全運転研修を実施し従業員の安全運転意識を高めることには、次のような様々なメリットがあります。

  • 事故リスクを軽減できる
  • コストの削減につながる
  • 企業の信頼性・イメージの向上につながる

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2-1. 事故リスクを軽減できる

まずは、研修の大きな目的である、事故リスクの軽減です。

安全運転研修で基礎的な交通ルールの再確認や危険予測能力のトレーニングなどを行うことで、運転技術・交通安全意識の向上につながります。
日頃から危険予測を行いながら安全運転を心がけることができ、事故リスクを抑えられるでしょう。

事故リスクを抑えることは、従業員の安全や健康を守ることにもつながります。

2-2. コストの削減につながる

安全運転研修により事故リスクを削減することで、結果的にコストの削減につながることもあります

前述したように事故が発生すれば、修理や保険、法的対応など、コストがかかる可能性があります。
例えば被害者に対する損害賠償・人身損害賠償では数億円、建造物に対する損害賠償・財物損害賠償では数千万円にもなる場合があります。
この他に事故解決費用や被害者のお見舞い費用、示談交渉費用など、さまざまな場面において費用が発生するかもしれません。

事故リスク軽減は、これらのコストを間接的に削減していると考えても良いでしょう。

保険の割引など、直接的なコスト削減に結びつくこともあり得ますね。

2-3. 企業の信頼性・イメージの向上につながる

安全運転研修を導入し、従業員の安全確保や事故防止に積極的な取り組みを行っていることで、顧客や取引先などからの信頼の向上につながることもあるでしょう。

安全意識が高まっている現代では、企業がそのような取り組みを行っていることは企業イメージ向上につながり、市場での競争力を高めることにも貢献するかもしれません。

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3. 安全運転研修の種類

企業の安全運転研修には、従業員の職種などに合わせたいくつかの種類があります。

3-1. 新入社員向け研修

まずは、新入社員向けの研修です。
こちらは企業での運転経験が浅い新入社員に向け、安全運転のために基本から学ぶための研修となります。

入社時に運転適性検査が行われることも多く、それにより運転傾向を見た上で、傾向に合わせた具体的な研修がそれぞれに行われることもあります。
座学だけでなく、実技での訓練が行われることも多いですね。

3-2. 一般社員向け研修

一般社員向けは、すでに運転を含む業務を行っている一般社員に向けた研修です。

交通ルールの再確認や自身の運転技能・傾向の見直し・改善、安全運転意識の向上を目的に行われており、シミュレーターなどで実際の業務時に近い環境での実技訓練が行われることもありますね。

また、悪天候時などの特定の状況での研修や交通安全に関する最新のルール・情報なども合わせて学ぶこともあり、定期的に研修を行い、情報や意識のアップデートを行うことが重要になるでしょう。

3-3. 事故惹起者向け研修

事故惹起者向け研修は、過去に交通事故・違反を起こした従業員が対象となる研修です。

この研修は事故の原因の分析と再発防止が大きな目的となっており、運転時の傾向・癖など原因となっているものを見極め、不足している意識や技能に関して指導を行います。

事故の心理的影響を理解するためカウンセリングなども含めて行うなど、安全運転意識を再度高め、再発防止を目指すための研修となっていますね。

3-4. 運転管理者向け研修

運転管理者向けの研修とは、他の従業員の状況の把握や安全運転を指導する役割、社用車の管理などを担う役割を持つ運転管理者に向けた高度な研修です。

運転管理者として理解しておくべき知識と指導の方法、安全管理のための手法など、より専門的な内容を学びます。

なお、社用車を保有しており、条件に当てはまる企業で選任が義務となる安全運転管理者は、道路交通法において、法定講習を年1回受講することが義務付けられていますね

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4. 安全運転研修の主な実施方法

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安全運転研修を実際に実施する方法には、

  • 対面研修
  • オンライン研修
  • eラーニング研修

など、様々な方法があります。

直接対面で行う方法やオンラインはもちろん、パソコン・スマートフォンなどからオンデマンド型で行うeラーニング研修などもあり、日常の業務をこなしながら全従業員に対し研修を行わなければならない企業の研修において、空いた時間で従業員それぞれが各々の業務都合に合わせて受けられるなど、大きなメリットもあるでしょう。

研修の内容や業務の状況によって選ぶ必要があるため、研修実施時には、それぞれの方法のメリット・デメリットも含めて比較検討が必要ですね。


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まとめ

今回の記事では、企業が交通事故リスクを軽減し、安全運転意識を高めるために行われる安全運転研修について、そのメリットや種類、実施方法などを詳しくご紹介しました。

安全運転研修は交通事故リスクの軽減はもちろん、企業のイメージ向上など様々なメリットにつながります。
事業に自動車を使用する企業では、定期的に研修を行うことで安全運転確保に役立てることができるでしょう。

また、企業の安全運転確保には、研修だけでなく、日頃の車両管理も重要な意味を持ちます。
車両管理を効率的に行い、安全運転を支援するために、車両管理システムの利用もおすすめですね。

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